みじんこプログラマの挑戦。

知識0から始まったプログラマ生活。でもプログラミングについては書きません。とりあえずやってみよう、何事も挑戦です。そんな記録。

switch (challenge) {case 研修との戦い。 : mijinko++; }

戦いを終えた今、感じていることを文字にしてみること。

 

入社から約1年。配属から5ヶ月ちょい。

研修課題との戦いが、昨日ようやく終わった。

 

"Hello, world!"の2、3行のコードから始まり、数十行のコードを読み解くのも嫌だったはずが、気づけば1000行を超えるプログラムを書いている。

 

技術研修を終え、今感じていることとは。

 

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(1/5)100%は理解できなくても進む勇気が必要

「なんとなく、イメージはつかめました、、」って何回言うたやろう。

「もし必要になったら、その時ちゃんと調べたらいいからね!」って何回言われたやろう。

同期の中で誰よりも時間をかけて研修してもらった。でも、研修で100%理解することはできない。「なぜ?なぜ?なぜ??」と、分からない・納得できない状態でぐるぐるしていても先に進めないから、とりあえずがむしゃらに取り組んでみて、「これはこういうものなんだ」と飲み込むほうがいい。そういう場合があることを学んだ。

 

(2/5)「実務に入っても使わないから」という台詞をたくさん聞いた

分からないところを質問していると、「これ、正直実務で一回も使ったことないんだよね」って言われることが多くて驚いた。何年も携わってきた先輩たちが「使ったことない」というものを、なんで新入りの私たちがひいひい言いながらやっているんやろう。

「使わないのに、これが研修課題に入ってるのは何故なんでしょうねー(苦笑い)」というやりとりをしながら、何度も思った。使わないものを学ぶ意味とは何なのか。

 

(3/5)とりあえずアイディアの引き出しを増やすこと

使わないと言われたもの(しかも難しい概念)を目の前にして、その分からなさに「じゃあもうええやん!」と投げ出したくなっていたけれど、「使ったことが無い」という先輩も、一緒に調べながら知恵を絞ってくれていた。「やったことないしよく分からん」と言いながらも、ネットで調べて説明を読んだら、さっ!ぱっ!と内容を理解して教えてくれる、偉大な先輩たち。

そういう姿を見ていると、いろいろな点々として散らばっている知識が、あるとき点線や実線になって繋がるのかなと思う。直接は使わないけど、何かをするとき、どういうルートで組み立てていくか、どういう技を使えるか、アイディアの引き出しは多いほうがいい。

義務教育で学んでいる時、「これって将来使うの?」と感じたことにも、同じことが言えるのかもしれないなと、ふと思った。例え、「いつか線になるかもしれない点々を、ばらまいているんだよ」と言われたとしても、信じられなかっただろうけど。

「意味あるの?」という問いの答えは、意味が見出せたときに初めて分かるものなのかもしれないな、と思ったり。

 

(4/5)未経験者の「なぜ?」は最強

「それはそういうものだから」という説明では納得できないのが未経験者の性質なのかは分からないけれど、「それが当たり前」と思って過ごしてきた経験者が、その理由を改めて問い直すことはきっと大変な作業。だから、未経験者に教えることって難しいんだろうなと思う。(日本人が日本語を教える難しさも、これと似ているのかもしれん。)

とはいえ誰もがはじめは未経験からのスタートだったはず。たくさん抱いてきた「なぜ?」という気持ち。それがいつの間にか忘れ去られてしまって、いざ自分が指導する立場になったとき、目の前の新人の「なぜなぜ攻撃」に辟易してしまう。

未経験スタートをしたときに感じた「なぜ?」を、忘れないでいたいな。そうしたら最強の指導者になれるんちゃうやろうか。

 

(5/5)のびのび育ててくれる環境に感謝

焦らされ過ぎず、ある程度マイペースに研修を進めさせてくれた周りの先輩たちに感謝。「焦らなくていいよ」って言われたところで、焦るのは間違いないのやけど、口先だけじゃなくきちんとペースを合わせて指導してくれたことが、本当にありがたかった。そもそも研修が無い、指導社員が忙しくてみてもらえない、という話を耳にすると、自分の恵まれた環境を改めて思い知らされる。

でもそれに甘えてぬくぬくしていたら、あかんよね。心のバランスが難しいけれど、ある程度のプレッシャーは必要。前進に最適なバランスを見極められる人は強い。自分自身はもちろん、指導する立場の人も、その人のバランスを見極められたら素敵やと思う。

 

 

そんなこんなで来週からまた少し、新しい挑戦が始まりますね。

"Hello, new world"

 

今日も最後まで読んでくれてありがとう。